保護中: 草津市立南草津図書館（南館）

マットエリアや子ども用の机など、小さいお子さんが絵本を楽しめる工夫も。
駅直結・20時までの開館時間で利用しやすい図書館

2002年に開館した、南草津駅前の「フェリエ南草津」の5階にある市立図書館です。
駅直結で利用しやすく、開館時間が本館より長く20時までなので、お出かけや習い事の帰りにも立ち寄る利用者の方も多いです。
草津市に住んでいる方だけでなく、通勤・通学で草津市に通っている方や、守山市・栗東市・野洲市に住んでいる方も貸出利用券（貸出カード）を作成することができます。
草津市在住・通勤・通学の方はオンラインから貸出中の資料の予約も可能です。

お子さん向けの絵本コーナーが特徴で、2023年4月時点で児童書は約5万3000冊以上の蔵書数があります。
絵本コーナーは、身長の低いお子さんでも手に取りやすいように低い棚に設置したり、マットを敷き詰めたエリアをつくるなど楽しめる工夫をしています。
ほかの棚のように出版社別に分けるのではなく、定番の絵本やロングセラーの作品、昔話などジャンル別に分けて冊数も多めに並べています。
また「人気のある乗り物の絵本」や、0歳児からでも読める「ファーストブック」などのテーマ別のコーナーもあります。

マットエリアのほか、小さい机と椅子もあり、館内でお子さんが自由に本を読めるスペースが充実しています。
カウンターの上にはぬいぐるみがあり、お子さんをあやすのに使っていただけます。
また、お子さん向けのCDやDVDの貸出もあります。

毎月第4土曜日の14時半から「おはなしのじかん」というイベントを開催していて、小学生くらいまでのお子さんを対象に絵本の読み聞かせをしています。
第4木曜日の11時からは、0歳から2歳くらいまでの乳幼児と保護者に向けて「木曜おはなしのじかん」というイベントをしています。「ほめる・みつめる・よみきかせ」というコンセプトで、安心できる環境で読み聞かせをして、読書を通してお子さんを褒めて見つめて、自然と本に親しんでもらおうという取り組みをしています。
絵本の読み聞かせについてのお話や「○歳の子にはどんな本を読んであげたらいいんだろう？」と悩まれている方に向けて、絵本選びの提案もしています。
ご近所の方や同じ習い事をされている方など、保護者さん同士で交流が生まれることもあるようです。
また、毎月第二土曜日には「おはなし会」を開催しボランティア団体「草津おはなし研究会」の方々と一緒に絵本の読み聞かせや手あそびなどをしています。人形劇などもしていただいています。また、そのうち7月、12月、3月は「こどものつどい」として開催し、参加したお子さんたちは一緒に歌をうたって楽しむなど、喜んでいただいています。
8月には怖いお話を集めた会や、ハロウィンやクリスマスなど季節ごとにクイズラリーも開催しています。
クイズラリーは館内で答えを探す小学生向けのイベントで、クイズを通して普段は見ない本の棚を見てもらいたいという狙いがあります。

＜利用者さんへのメッセージ＞
2020年に開館20周年を迎えました。
たくさんの方に本を手に取ってもらいやすい環境を作ろうと思っています。
お探しの本が見つからない、昔読んだ本をもう一度読みたいなど、お探ししますので気軽にお尋ねください。