保護中: 草津市立図書館（本館）

季節に合わせた展示や年齢別の絵本コーナー、読み聞かせのイベントも充実。
親子で本を手に取りやすい図書館

1983年に開館した市立図書館です。
蔵書数は8万冊以上。
お子さん連れの利用者の方が多く、子ども向けのイベントを開催したり、親子で本を手に取ってもらいやすい工夫をしたりしています。
本棚は子どもたちの目線に合わせて低めに設定されていて、年齢順におすすめのコーナーも作るなど、本を手に取りやすい工夫をしています。
図書館の取り組みとして、利用者の方に来てもらうだけでなく、多くの方に「本を届ける」ことに力を入れていることが特徴です。
最近のおすすめの本を持って小学校を巡回する移動図書館や、さまざまな理由から図書館に来れない方のために本を宅配するサービスもしています。

数名いる児童の本の担当者がアイデアを出し合い、お子さんが喜びような装飾や催しを考えています。
梅雨なら雨の展示をしたり、クリスマスにはツリーの周りにプレゼントのような形で本を置いたり、1年を通して好きな本を見つけてもらいやすい展示方法に力を入れています。
40周年事業で本を新しく買い替え、定番の本や人気の作品などを見渡せるように配置しました。
お子さんだけでなく、保護者の方も一緒に「いまはこの本が人気なんだな」とわかりやすいように設置しています。
また、子育て中のお母さん・お父さん向けのコーナーも、児童コーナーの近くに配置しています。
お子さんと一緒にきてくれた保護者の方も、好きな本や子育ての本を手に取って、悩みごとを解決してもらえたらと思います。
パラパラとめくるだけでも息抜きになりますし、サッと目を通すのにはちょうど良く、利用者さんから良い反応をいただいています。
赤ちゃん絵本コーナーでは、靴を脱いで上がって親子で一緒に座って本を楽しめる場所もあります。

毎月第2木曜日11時からは乳児と保護者の方に向けた「木曜おはなしのじかん」、第2土曜日の14時半からは幼児向けの「おはなしのじかん」など、年齢別のイベントを開催しています。
季節の本や年齢ごとのおすすめの本や、赤ちゃん向けのわらべうたを紹介しているので、読み聞かせの参考にしていただけます。
お子さんと来られる利用者の方からは「子どもにどんな本を読めば良いかわからなかったけど、ここに来たらいろいろな本があるし、子どもと一緒に選べるのも良かった」という声をいただいています。
過去には絵本作家の方に来ていただいて「一緒に絵本を作ってみよう」という大きなイベントも開催しました。そのような機会を通して「絵本って面白い」「ほかの本も読んでみようかな」と、本に興味を持つきっかけにしてください。

＜メッセージ＞
「うちの子は大きい声を出すから……」と気にされる方も多いですが、図書館は広いですし、ほかの利用者の方もあたたかく見てくれています。
赤ちゃんや小さなお子さん連れで来られるのは大変かもしれませんが、気にせずに楽しく本を見てもらえる場所にしていきたいです。
わからないことはどんどん職員に聞いてください！ 不安に思っていることも一緒に解決していけたらと思います。
図書館は草津市の「赤ちゃんの駅」にも登録しているのでベビーカーや授乳室もあります。よかったら使ってくださいね。